
年代別にみる「持っているクレジットカード」の傾向と選び方
- Anna Horibe
- 2025年9月29日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月29日
クレジットカードは、単なる支払い手段ではなく、ライフスタイルや人生のステージに合わせて「どんなカードを選ぶか」で大きく使い勝手が変わります。20代で人気のカードと、50代で信頼を集めるカードは当然異なりますし、それぞれの年代に応じて重視するポイントも違ってきます。本記事では、年代別に「どんなクレジットカードを持っている人が多いか」「どのような基準で選ぶとよいか」を整理しました。
20代:初めての1枚、年会費無料とポイント還元を重視
20代はまだ社会人になりたて、または学生から使い始めた人も多い年代です。この層で人気なのは、審査が比較的やさしく、年会費無料で使えるカードです。
代表的な例としては、楽天カード、三井住友カード(NL)、イオンカードなどが挙げられます。これらはポイント還元率が高く、普段のコンビニやネットショッピングで効率よくポイントを貯められる点が支持されています。
また、20代は旅行や留学の機会も多いため、海外旅行保険が自動付帯しているカードや、学生専用カード(JCB CARD Wなど)も人気です。「クレジットヒストリーを育てる」意味でも、まずは1枚を持ち、遅れなく支払いを続けて信用を積み上げることが大切な時期です。
30代:ライフイベントに合わせてカードを追加
30代になると、結婚や出産、住宅購入などライフイベントが増えてきます。家計の支払いをカードにまとめる人が増え、20代の頃に作った年会費無料カードに加え、ゴールドカードや提携カードを持つ人が目立ちます。
例えば、年収が安定してきた30代は、年会費が発生しても「空港ラウンジが使える」「旅行保険が充実している」ゴールドカードを検討するケースが多いです。三井住友カード ゴールド(NL)、JCBゴールド、アメックス・グリーンなどが代表的です。
さらに、子育て世帯ではイオンカードやセブンカード・プラスなど流通系カードが家計管理に役立ちます。共働き家庭では「夫婦で同じカードブランドを使い、ポイントを合算して効率よく貯める」スタイルも一般的です。

40代:信用力を背景にステータスカードを所有
40代はキャリアも安定し、世帯収入も増えてくる時期です。この年代になると、クレジットカードの「ステータス性」を意識して選ぶ人が増えてきます。
具体的には、アメリカン・エキスプレス・ゴールド、ダイナースクラブカード、三井住友カード プラチナなど、年会費が高めでも付帯サービスが手厚いカードを所有するケースが多いです。
また、子どもの教育費や住宅ローンなど高額支出が続くため、「高い利用限度額」が得られるカードが重宝されます。マイルを貯めて家族旅行に充てる、リボ払いより一括払いで信用を守る、といった堅実な使い方をする人が増えるのもこの年代の特徴です。
50代:サービスの質と安定したサポートを重視
50代になると、子育てが一段落し、自分や夫婦の時間にお金を使う傾向が出てきます。旅行、外食、趣味といった「余暇を豊かにする」サービスに強いカードを選ぶ人が増えます。
アメックス・プラチナ、JCBザ・クラス、三井住友カード プラチナなど、上級カードをメインに据える人が多いのはこの世代です。空港ラウンジサービスやコンシェルジュデスク、ホテルの優待などを活用することで、実際の年会費以上の価値を感じられるという声も多いです。
また、50代は医療や保険への意識も高まるため、付帯保険が充実しているカードを持っているケースが目立ちます。
60代以上:シンプルで安心できるカードを継続利用
60代以上になると、カードの種類を増やすよりも、これまで長年使ってきた1~2枚を大切に使い続ける人が多くなります。年金収入を前提にしているため、無理のない範囲での利用が基本です。
この世代では、銀行系カード(三井住友カード、三菱UFJカードなど)や流通系カード(イオンカードなど)をメインに持ち続けている人が多く、長年の利用実績から高い信用を得ているのが特徴です。
また、ネットショッピングよりも実店舗での利用が中心となるため、カードの「使いやすさ」と「サポート体制」を重視する傾向が見られます。

まとめ
クレジットカードの選び方や保有状況は、年代によって大きく変化します。
20代:年会費無料・ポイント重視で1枚目を持つ
30代:家計・ライフイベントに合わせて複数枚を使い分け
40代:ステータスや利用限度額を重視
50代:旅行・余暇サービスや付帯保険を重視
60代以上:長年の実績があるカードを継続利用
つまり「今の自分の生活に合ったカード」を選び直すことが、賢い使い方につながります。クレジットカードはただの支払い手段ではなく、暮らしをより便利に、安心にしてくれる大切なパートナーです。



コメント